設立趣旨

2014/07/07 02:00 

■設立趣旨

発達障害(アスペルガー症候群、ADHDなど・未診断を含む)パートナーを持つ女性には、精神的肉体的苦痛が生じる場合が少なくありません。


発達障害パートナーとコミュニケーションがうまく取れない、感情のやりとりができないことから、(女性側がパートナーとの関係に期待する)情緒的な関係構築(気持ちのつながり)や支え合いの実感を持ちにくく、その結果、寂しさや虚しさ、苛立ち、孤独感が生じてきます。※1


更に、発達障害パートナーが通常の社会生活においてトラブルもなく過ごしているケースにおいては、女性が悩みを周囲に相談しても共感や理解を得られないどころか、「男なんて皆そうよ」「あなたの我慢が足りない」「わがまま」と言われることもあるため、自責の念や強い孤立感から「カサンドラ愛情剥奪症候群」と呼ばれる症状に陥ることもあり、自己喪失、怒り、うつ、不安、罪悪感、疲労、不眠、偏頭痛などの症状が現れることもあります。


しかし、発達障害パートナーを持つ女性が抱える問題や困難についての社会における認知度は低く、支援の取り組みもほとんどなされていないため、ひとりで悩みを抱え込んでいる女性は少なくありません。


また、発達障害パートナーの行動様式を「特性」として知ることは、相手への理解及び相互理解につながり、すべての人が大切にされるあたたかい社会の広がりへと発展することでしょう。


設立代表者は、自らの「カサンドラ愛情剥奪症候群」体験から、発達障害パートナーを持つ女性が「気持ちを語り、思いを分かち合うこと」、「日常生活における問題への対策や解決についての情報交換」「自らの心と身体を大切にすること」「発達障害への知識と理解」そして「社会への働きかけ」の必要性を強く感じるようになりました。


現在、6つの発達障害パートナーを持つ女性の自助グループが大阪(2グループ)、名古屋、東京(2グループ)、札幌で活動を行っていますが、設立代表者の居住する神奈川にはありません。※2


そこで、神奈川を拠点とし、発達障害パートナーを持ち悩みを抱える女性達が、思いをわかちあい、自らを癒し、幸せな人生の一歩を踏み出す力を自分の中から引きだすことを目的とした自助グループ「フルリールかながわ」を設立します。
 
平成26年7月7日
                                                   設立代表者 真行結子

※1出典:「アスペルガーのパートナーのいる女性が知っておくべき22の心得」
(ルディ・シモン著、牧野恵訳、スペクトラム出版社)
※2 平成26年7月23日現在(ウィキペディア:カサンドラ症候群)

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テーマ : カサンドラ愛情剥奪症候群 - ジャンル : 心と身体

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